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プラスチックごみ問題

WASTE PLASTIC PROBLEM

プラスチックごみの現状

プラスチックは、1950年〜2015年のわずか65年の間に、世界で83億t生産され、そのうち63億tがごみとして廃棄されました。

廃棄されたプラスチックの78%にあたる49億tが埋立処理、もしくは海洋投棄などによって自然界に放たれました。しかし、ほとんどすべてのプラスチックは、自然に分解されるには数百年から数千年の時間を要すると言われ、半永久的に土壌や海洋に残り続けます。

一方で、全体の12%にあたる8億tのプラスチックは焼却処理をされました。日本の主たる処理方法でもある焼却は、埋立量を削減することにつながります。しかし、化石燃料を原料につくられるプラスチックは、焼却時に大量のCO2を大気中に放出してしまいます。

驚くべきことに、これまでにリサイクルされたプラスチックは、廃棄された量のわずか9%に過ぎません。

出典)Hänggi, Urs. "Requirements on bacterial polyesters as future substitute for conventional plastics for consumer goods." FEMS microbiology reviews 16.2-3 (1995): 213-220.

プラスチックごみのこれから

現状のペースでは、2050年までにプラスチックごみが多くの問題を引き起こすと言われています。

 

このままいくと、2050年にはプラスチックが埋立・自然投棄される量は120億t以上に達すると試算されています。

そうすると、2050年には、

・海洋中のプラスチックの総重量が魚の総重量を超過

・石油消費量に占めるプラスチックの量が20%に上昇

・炭素収支において、プラスチックが占める割合が15%に上昇

といった問題が発生します。これらの問題を未然に防ぐためには、我々人間社会が、早い段階で手を打たなければなりません。

実際もう既に、プラスチックごみによる動植物への被害が多数報告されています。

出典)ELLEN MACARTHUR FOUNDATION. "THE NEW PLASTICS ECONOMY RETHINKING THE FUTURE OF PLASTICS"(1/2016)

生産量

海中におけるプラス

チックと魚類の割合

石油消費量に占める

プラスチックの割合

炭素収支に占める

プラスチックの割合

プラスチックをめぐる動き

こうしたプラスチックごみの状況を考慮して、各国政府、大手民間企業が続々とプラスチックに関する規制を打ち出しています。

多くの国、企業がレジ袋やストローなどの使い捨てプラスチックやボトル飲料の使用に規制をかける一方で、プラスチックの代替素材としての「バイオプラスチック」が注目されています。

出典)環境省 "プラスチックを取り巻く国内外の状況 <資料集> " (8/2018)